ゆくゆくはフリーランスになりたい、そんな思いはあるものの、リスクを考えるとなかなか一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。フリーランスに転身するためには、事前準備がキーポイントとなります。しっかり準備したうえでフリーランスで活動すると不安やデメリットも働きにくくなるでしょう。
まずはじめに覚えてきたいことは、最低限の社会経験を積んでおくこと。フリーランスとは言え、一通りの社会的マナーは求められます。エンジニアとしてのスキルは高くてもコミュニケーションを疎かにすると、相手に不快な思いをさせてしまったり、仕事をする上で不安を抱かせてしまいます。裏を返すと、相手との信頼関係を築くことができたら次の案件に繋がりやすくなるともいえます。取引先との報連相や、納期の厳守を心がけて、社会人としての常識やマナーを備えておくと安心です。
次に、技術の習得に前のめりになることを大切にしましょう。フリーランスは、自ら案件を選択できるメリットはありますが、自身の能力次第で案件数や規模が左右されがちです。移り変わりの激しい業界なので、常に動向をチェックし、アンテナを張って技術を磨くことが大切。案件の内容も広がり、収入アップも見込めます。
最後に、フリーランスならではのお金、時間の管理についてしっかり学んでおくことをおすすめします。経費計上やスケジュール管理など、会社勤務のときでは経験してこなかった事務作業が加わります。そういったことも含め、フリーランスとして働くことを理解しておくといいかもしれません。